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技術仕様

RIT113システム必要条件

コンピュータ
Intel Pentium ベースのコンピュータ(デスクトップあるいはラップトップ)
RAM
  • PTW seven29,I’mRT MatriXX,Map CHECK2に対応
  • 疎データを処理するために,IMRT解析ルーチンが修正
ディスク容量
インストールに必要なHDD の最小空き容量: 1.1Gbyte
ディスプレイ
1280×1024 以上の解像度,16bit カラー表示が可能なビデオグラフィックカード及びモニター
周辺機器
  • プリンタ: Windows 互換のカラーあるいは白黒
  • スキャナ:
    • EPSON ES-10000G
    • Vidar VXR16 Dosimetry Pro
    • Vidar Dosimetry Pro Advantage
オペレーティングシステム
  • Windows XP Professional(SP3) (32bit OS)
  • Windows Vista Business Edition (SP2) (32bit OS)
  • Windows7 Professional (32bit OS)

RIT113の主な機能

解析タイプ
平面     コンポジット     3次元
線量マップ形式
以下の一般的な形式で線量マップをインポートできます.

DICOM-RT     バイナリー     MATLAB     RTOG Binary    K&S Diamond
出力形式
目的に応じて各種ファイル形式で出力できます.
  • プロット及び画像
    TIFF     BITMAP     JPEG     PNG     PCX
  • Excel へのインポート
    ASCII
  • IMPACのようなシステムへのインポート
    PDF
  • RITソフトウェア外でのさらなる解析
    MATLAB
デジタル及び一般的な画像のインポート
以下のように,どんなシステムからの画像でもDICOM形式でインポートすることができます.

Varian aS500/1000 EPID     Elekta iView GT EPID     Siemens EPID
Kodak CR     JPEG     TIFF     BITMAP
フィルム
様々な種類の透明媒質を使用することができます.

Kodak EDR2     Kodak XOMAT - V     ガフクロミック
2Dアレイ
PTW seven29     IBA I’mRT MatriXX     Map CHECK2

RIT113バージョン5.3の新機能

MLCルーチンの機能強化(Bayouthテストを含む)
  • MLC画像のキャリブレーション不要
  • MLC画像は自動縮尺機能により,異なったサイズの画像(異なるSSD)の使用が可能
  • ピケットフェンス画像で,任意の数と間隔のピケットが設定可能
  • より柔軟性のあるリーフテンプレートインターフェース
2D Arrayへのさらに新しいIMRT解析
  • PTW seven29,I’mRT MatriXX,Map CHECK2に対応
  • 疎データを処理するために,IMRT解析ルーチンが修正
Varian RapidArcテストの自動解析
  • Test 0.1 - DMLC線量測定
  • Test 0.2 - ガントリー角度対Picket Fenceテスト
  • Test 1.1 - RapidArc中のPicket Fenceテスト
  • Test 1.2 - 意図的な誤差を持たせたRapidArc中のPicket Fenceテスト
  • Test 2 - RapidArcによる照射中の線量率及びガントリー速度
  • Test 3 - RapidArcによる照射中のリーフ速度
  • 加速器ヘッド中から床上まで,任意の深さの画像が使用可能
  • EPID,フィルム,あるいはCR画像が使用可能
  • 複数のガントリー角での検証及び比較
新しい画像コンポジター
  • コンポジット画像を簡単に作成するための優れたGUIインターフェース
  • MLC QA,Stereotactic QA,そして大きな治療領域を持ったIMRT解析のための画像足し合わせ
  • 多数の算術演算及び拡大・縮小の操作をサポート
  • 四則演算及び他の演算
  • おもにEPID画像に使用
内部処理アルゴリズムの大幅な機能アップ
  • 自動レジストレーションのアルゴリズム改善による精度向上
  • 各種解析ルーチンのアルゴリズム改善による高速化