CAN / RS232 / TTL / USB接続
9軸慣性測定ユニット
LPMS-AL3

LPMS-CANAL3

LPMS-RS232AL3

LPMS-TTLAL3


LP-ResearchモーションセンサーLPMS-AL3シリーズは、CAN、RS232、TTL、USBなどの複数の接続を
備えた9軸防水慣性計測ユニット(IMU)/ AHRSです。特に、LPMS-CANAL2、LPMS-RS232AL2、及び
LPMS-TTLAL2は、防水IP67エンクロージャーで設計されています。この9軸防水IMUシリーズのセンサー
ユニットは非常に用途が広く、正確で高速な方位測定を実行します。3つの別々のMEMSセンサー(3軸
ジャイロスコープ、3軸加速度計、3軸磁力計)の組み合わせにより、3軸すべての周りの低ドリフト、
低遅延の方向データが実現されます。

各センサーユニットには、オンボードですべての計算をリアルタイムで実行できる32ビットのデジタル
シグナルプロセッサが内蔵されています。

センサーのCANバスインターフェースにより、センサーをより大きなCANインフラストラクチャに接続
できます。CANタイプセンサーは、CANopen標準のサブセットとカスタマイズ可能なシーケンシャルCAN
メッセージフォーマットをサポートします。
CANバスを介して送信される測定データの量は、LpmsControlデータ収集ソフトウェアを使用して自由に
構成できます。センサーの転送速度設定に応じて、最大500Hzのデータ速度を実現できます。

センサーのRS232 / TTL / USB通信は、独自のLP-BUSプロトコル、またはプレーンASCII出力形式の
いずれかを使用します。



仕様

LPMS-CANAL3 LPMS-RS232AL3 LPMS-TTLAL3
オイラー角の範囲 Roll: ±90°   Pitch: ±180°   Yaw: ±180°
分解能 < 0.01°
精度 < 0. 5° (静的)、< 2° RMS (動的)
最大瞬間衝撃
(0.1 ms)
10,000g
データ出力フォーマット Rawデータ / オイラー角 / クォータニオン / 直線加速度 / 気圧 / 温度
内部サンプリングレート 500 Hz
通信インターフェイス CANバス RS232 TTL(UART)
最大ボーレート 1M bps 921600 bps 921600 bps
通信プロトコル LPCAN / CANOpen LPBUS/ASCII LPBUS/ASCII
最大データ更新率 500 Hz
加速度計 3軸、±2 / ±4 / ±8 / ±16g、16 bits
ジャイロスコープ 3軸、± 125 / ± 250 / ± 500 / ± 1000 / ± 2000/ ± 4000°/s、16 bits
ジャイロスコープのノイズ密度 0.005 dps/√Hz
地磁気センサー 3軸、±2 / ±8 ガウス、16 bits
圧力センサー 300 ~ 1100 hPa
消費電力 < 110 mW @ 5 V < 135 mW @ 5 V < 90 mW @ 5 V
作動温度 -28 ~ +80 °C
サイズ 50 x 42 x 25 mm
重量 70.1g
電源 5V ~ 15V DC
コネクタ M12
防水レベル IP67