力覚応答ロボット遠隔操作システム

反力による直感的ロボット操作
力覚フィードバック装置 Virtuose 6D TAO

力覚応答による遠隔操作


危険作業や過酷環境下における省人化のためのロボットによる遠隔操作広く適用される中、操作用装置として力覚フィードバック装置を使用することで、正確で安全な遠隔操作が可能となります。

ロボットの関節制限や動きの慣性力を作業者がその腕で感じることで、大型の産業用ロボットを的確に制御することができます。あるいはロボットの干渉や不可を感知することで、ロボット本体や周囲環境への接触事故を回避することができます。

視覚のみでのロボット遠隔操作に力覚応答が加わることで、正確性や安全性の向上ばかりでなく、操作が格段に容易になり、作業者の負担を大幅に軽減します。

作業環境やsの内容、求められる作業品質などの条件に応じた理想的なロボット遠隔操作を実現するための、多様な力覚提示装置を用いたシステムを提供します。
Virtuose6D
【主な適用分野】
   ■ 原子力   ■ 鋳造・製鉄
   ■ 建築   ■ 航空宇宙
   ■ 化学・製薬   ■ 医療 など

Virtuose6D


触覚応答の利点

・ ロボットの 「動き・慣性」 を感じる
・ ロボットの 「接触・重量」 を感じる

    容易なロボット操作
    ジョイスティックなど触覚応答のないマスター装置は視覚頼りの操作となり、作業者の熟練度が求められる。

    安全なロボット操作
    大型のスレーブロボット操作時に作業者の腕を力覚で誘導、対象や周囲環境を破壊するリスクを軽減。



Virtuose 6D TAOの特徴

大きなワークスペース
    人の腕全体の可動範囲をカバーする広大な動作空間
軽量アームで負荷のない操作
    フリクションのない軽く滑らかな操作性
設置場所を選ばないコンパクト設計
    どこにでも簡単に設置。上下反転や側面配置も可能
カスタマイズ可能なハンドル
    操作ハンドル部は用途に応じて容易にカスタマイズ可能



動作確認済みロボット

  ロボットベンダー  モデル名  動作条件
  Universal Robots  UReシリーズ  Polyscope 5.9以降
  Kinova  Gen3  -
  Kawasaki Robotics  RS、BX、MS シリーズ  F60、E01、E02 コントローラー
  FANUC  LR Mate、M & R シリーズ  software v9.30 P13が動作するController R30iBPlus
  RAMのアップグレード
  KUKA  LBR iiwa 7 R800
  LBR iiwa 14 R820
  KUKA Sunrise 1.16 以降、FRIおよびGripperToolbox
  KR  KUKA ロボットインターフェース
  Staubli  TX2  CS9 コントローラー およびuniVALDrive 2



力覚フィードバック装置

用途に応じた最適な製品をご提案

Haption社 Virtuose 6D TAO

広大な可動範囲、大型ロボットも正確に操作




フランス原子力代替エネルギー庁(CEA)のスピンオフ企業HAPTION社のVirtuoseは、原子力産業を中心に世界各国で数多くのロボット遠隔操作用マスターデバイスとして活用されています。

   
ForceDimension社 omega / sigma

微細な手作業を正確に




スイス・ローザンヌ工科大学での研究成果を製品化したForce Dimension社のomega / sigmaシリーズは、パラレルリンク構造による安定した手先操作を可能にし、医療や微細作業の遠隔操作に最適です。


3D Systems社 Touch X

デスクトップ環境に最適




マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発された世界初の商用力覚提示装置PHNANToMは、現在Touchと名を変え、3D Systems社によって販売されています。長年の実績と多岐に及ぶ適用事例が、安定のシステム構築を可能にします。

   
ArachnoForce社 SPIDAR

ワイヤー駆動で6軸反力




東京工業大学・佐藤誠先生の発明によるワイヤー駆動式力覚提示技術を製品化。シンプルな構造ながら並進と回転の6軸反力を生成し、さらにフレームサイズの拡張により容易なカスタムサイズに対応します。




UniversalRobots

Kinova Gen3

Kawasaki Robotics

KUKA

Scale1 CEA Marcoule - 2

NCNR demonstration of Assisted Teleoperation Grasping

Surgical Cockpit - Hamlyn 2019 presentation by ISIR

NSソリューションズ 遠隔操作ロボット(2020)