自動ジオメトリ補正・エッジブレンディング
Scalable Desktop

Scalable Desktop
巨大スクリーン・曲面形状
マルチプロジェクションシステム
自動ジオメトリ補正・エッジブレンディング
  デジタルカメラ撮影で完全自動処理・面倒な手作業でのパターン補正が一切不要
Scalable Display Technologies パートナー企業

最大16台のHDプロジェクタによる巨大スクリーンを簡単構築
タイル構成+スタック構成で、フルHDや4K解像度を上回る超高精細表示
平面、曲面、ドーム型、多面構成など様々な形状や大きさのスクリーンに対応
MIT開発の特許技術による高精度自動歪み補正とエッジブレンディング
特別な技術や経験を必要としないわずか数分の簡単自動キャリブレーション



概要

複数のプロジェクタを用いるマルチプロジェクションシステムは、超ワイドスクリーンや、円筒状あるいは球場といった不定型スクリーンのための理想的な技術として広く採用されています。
しかしながら、プロジェクタ1台ごとのジオメトリを補正してシームレスでつなぎ目のない画面を作り出すには、大変な労力を必要とします。また、経年による各プロジェクタの劣化は不均一の為初期設定時ばかりでなくむしろ設置後の品質維持が極めて重要な問題となります。
Scalable Desktopは、これら諸問題を一気に解決するばかりでなく、マルチプロジェクションによる新たな可能性を提供する革新的な技術です。

わずか数分で完了する全自動キャリブレーション ~ プロジェクタのダウンタイムは最小限
機械的及び光学的な補正が一切不要、さらに専門の技術者を必要としない簡単操作
~インハウスメンテナンスを実現 - 大幅なコスト削減
Windowsパソコン環境で動作 (専用ハードウェア不要) ~ プロジェクタのダウンタイムは最小限
プロジェクタランプの劣化による輝度と色調の変化を自動補正、スクリーン間の明るさと色均一性を維持
あらゆるプロジェクタに対応 (ただし色補正にはシリアルまたはネットワーク接続が必要)


補正前補正後

EasyBlend テクノロジー


EasyBlendは、マサチューセッツ工科大学で開発された自動画像補正の特許技術をもとに米国 Scalable Display Technologies社が商品化したプロジェクタ画像のための自動キャリブレーション技術です。
複数のプロジェクタによる当社面全体と各プロジェクタごとに表示される厚生パターンをUSB接続によるカメラで撮影、各プロジェクタの歪みと輝度を補正します。 そしてエッジブレンド調整を行うことで、つなぎ目のない全画面に均一な輝度を持つ高品質画像をもたらします。また、複数のプロジェクタで、同一画面を投射するスタック構成も簡単に補正、プロジェクタ台数分の高輝度当社を可能にします。
更に1台のプロジェクタにおいても、特にリアプロジェクションでのミラーを用いた難しい角度からの投影の際に、その自動補正機能は極めて有効です。


システム構成(ハードウェアはオプション)

・自動キャリブレーションソフトウェア
   -ジオメトリ補正及びエッジブレンディング
   -色補正(オプション)

・ScalablePlayer 動画表示用ソフトウェア
   -対応フォーマット:WMV、AVI、MPEG2など

・Desktop Wrapper デスクトップ結合ソフトウェア

《必要ハードウェア》
・Windows PC
   Windows10 64bit / Windows8.1 64bit
   Windows7 64bit Home Premium
   8GB 以上のシステムメモリ
   Core i5以上のCPU
   25GB以上の空きハードディスク容量
   Nvidia社製ビデオカード
   (* 各ビデオカードは x16 PCI expressスロットに接続されている必要があります)

・ビデオプロジェクタ

・デジタルカメラ - USB接続 (対応カメラはこちら)

   [アプリケーション組み込み用にSDKも提供]