PIOCREAT MGS01

造形速度  600 mm/s

サージカルモデルアプリケーションに特化した

医療用 3D プリンタ

PIOCREAT MGS01

外科手術のプロセスを合理化する場合や医療教育とその
準備を進める場合にも、MGS01 3Dプリンターは革新的
なパートナーとして最高レベルの結果をもたらし、外科
手術のリスクを軽減し、全体的な手術結果の向上に導き
ます。
MGS01が医療および外科プロジェクトの未来をどのよう
に再定義できるかをご覧ください

・造形サイズ:   300 x 300 x 300 mm
・高速造形:      600 mm/秒
・ノズル温度:   320 ℃
・標準的な3Dプリンタの12倍の高速造形
・エクストルーダーの共振の制御により、優れた
   印刷品質を実現
・術前の手術計画や手術リハーサル、インプラント
   手術の術前マッチングにより手術プロセスを合理化

医療情報の可視化



・ 複雑な患者部分の組織構造を視覚化し、手術計画の設計を最適化

・ 手術計画の術前コミュニケーションと手術リハーサルを促進

・ 手術リスク、手術時間、失血を低減、手術治療効果を向上


特長


12倍高速、より効率的 32mm3/s 高流量ノズル 高度な振動制御


比類のないスピードと効率性

MGS01は、最大600mm/sの驚異的なプリント速度と、20,000mm/s2という
驚異的なヘッド加速度により、従来モデルよりも約12倍高速です。





高性能ノズル

高流量の32mm3/sノズルを装備したMGS01は、わずか40秒で200°Cまで
加熱します。そのため高速でも材料が完全に溶融し、毎回優れた印刷品質が
保証されます。





高度な振動制御
統合された振動センサーにより、MGS01は共振を効果的に制御し、各レイヤーの
テクスチャと一貫性を向上させ、優れた印刷の明瞭さと忠実度を実現します。






医療における3Dプリンターの活用


3D造形した精密なモデルは術前の手術計画や手術リハーサル、
個別化されたインプラントの術前マッチング等に活用できます。
また、さまざまな病状に対応する外科トレーニングモデルは、
医師の要件に応じて設計および自由に造形できます。
 


骨腫瘍切除手術での応用例
MR検査の結果、骨盤内に巨大な骨腫瘍が見つかり、その後、外科的切除のために入院することになりました。
手術中に腫瘍の実際のサイズを確認するために、医師は3Dプリントしたモデルを用いて、手術前に腫瘍、大動脈、および隣接する部分を含むモデルを造形しました。
臨床結果によると、3Dモデルの使用は3Dモデルを使用しない場合よりも、術中出血や術後のドレナージが少なく、手術精度の向上、手術時間の短縮が見られ、より良い手術結果が得られるということがわかりました。


仕様

プリント方式FDM方式
プリントサイズ300 x 300 x 300 mm
本体寸法435 x 462 x 526 mm
本体重量18 kg
造形速度最大 600 mm/s
ヘッド加速度最大 2000 mm/ss
造形精度100 + 0.1 mm
積層ピッチ0.1 - 0.35 mm
エクストルーダーデュアルギア プロキシマル エクストルーダー
フィラメント直径1.75 mm
ノズル直径0.4 mm (オプションで 0.6/0.8 mm)
ノズル温度最大 320 ℃
プラットホームフレキシブル プリント プラットホーム
接続USBメモリ、イーサネット、クラウドプリント、LAN
電源100 - 240 V、50/60 Hz
消費電力1000 W
対応材料ABS / PLA / PETG / PET / TPU / PA / ASA / PC / PLA-CF / PA-CF / PET-CF
スライサーソフトウェアPiocreat Slicer
ファイル形式STL、OBJ、AMF
対応機能AIカメラ / AIライダー / 電源消失後の再開 / 出力失敗の検出 / 空気清浄機能 / 振動パターン制御 / 自動スリープ