Mark X7

妥協のない強さ、精密さ、そして美しさ

Mark X7は3Dプリンター市場で最もパワフルな性能を持っています。
史上初の公差感知システムを備え、驚くべき強度のパーツを工業規模
で造形します。
Mark X7はあらゆる製造業者に必須の3Dプリンターです。

Markforged社独自の繊維強化による金属並の強度をもったパーツの
造形と、「設計通りのアウトプット」を実現する先進的なセンサー、
そして美しいONYXの表面仕上げ、これら全てを兼ね備えているのが
このMark X7です。


Mark X7はユーザーのどのような設計コンセプトをも形にする力を
持っています。

・ 補綴デバイスおよび補助技術。
・ ロボットアプリケーション。
・ ジグ、治具、および工業用工具。
・ 高強度で精密な最終使用部品。



大サイズの3Dプリントと、高い分解性能

造形容積
330 x 270 x 200 mm

積層ピッチ
50 μm

Mark X7のビルド容積は大きく、ロボットや自動車産業、機能試作や人口装具の
作成等に最適です。
リジッドフレーム、スムーズで静かなステッパーモーターなどからの安定性が
向上したMark X7は印刷エンベロープ全体の沙右舷性を向上させ、詳細なプリント
では50μmの高解像度積層ピッチになります。
積層ピッチ50μmという分解性能で、表面仕上げの美しい、射出成形に迫る質感の
パーツが造形されます。

品質と精度のためのインプロセス検査

Mark X7は3Dプリンターとして、品質と精度の両面での飛躍的向上を達成しました。
Markforged社のクラウドベースのソフトウェアEigerと、プリントヘッドのレーザー
変位センサーを用いて造形中のパーツを厳格な許容誤差の範囲でスキャンすることに
より、常時寸法の精度を確認することが可能です。


要求精度と許容誤差で、 設計通りの造形を実現

Markforged社のクラウドベース・3Dプリントソフト「Eiger」で許容誤差を設定
することで、造形中にMark X7がパーツをスキャンした際に、造形が設計通りに
行われているか否かを確認できます。
誤差を検知するとユーザーに警告。ユーザーは遠隔操作で造形をキャンセルする
ことで、時間と材料を節約することができます。


仕様

プリンタ仕様
プリント技術CFF (Contunuos Filament Fabrication) / 熱溶融積層方式
造形サイズ(X、Y、Z)330 x 270 x 200 mm
Z軸積層ピッチ50μm
検査パラメータビーム直径 50 μm / Z軸分解能 1 μm
寸法575 x 467 x 928 mm / 575 x 467 x 424 mm(キャビネット含まず)
電源100-240V 150W

メカニカル
シャーシ陽極酸化アルミ ユニボディ
造形プラットフォーム動的に連結
ドラフトブロックエンクロージャ対応
インターフェイス4インチタッチスクリーン

ソフトウェア
ソフトウェアクラウドベース
対応OSMac OS 10.7 Lion以降、Windows7以降、Linux
対応ブラウザChrome バージョン30以降
対応ファイル形式STL
接続インターフェイスWiFi、イーサネット、USBフラッシュドライブ


材料の種類



《プラスチック材料(母材)》
  ● ナイロン
  ● オニキス / ONYX:
      オニキスは高耐熱性(145℃)で、ナイロンの強靭性と繊維素材の剛性を併せ持ったマイクロカーボン
      強化ナイロンフィラメントです。

《繊維材料》
  ● 炭素繊維 / Carbon Fiber:
      炭素繊維は重量当たりの強度と熱伝導率が最も高い材料です。最大限の強度と剛性を必要とする
      アプリケーションに最適です。

  ● HSHT ファイバーグラス / HSHT Fiberglas:
      高強度、高耐熱ガラス繊維は高温環境下で高い強度を必要とするユーザーの為に設計されました。

  ● ファイバーグラス / Fiberglass:
      ガラス繊維は最もコスト効果に優れた材料です。炭素繊維と同等の強度ですが、剛性は40%程度で
      重量は2倍です。
      強度と耐久性を必要とするアプリケーションに最適です。

  ● ケブラー / Kevlar:
      ケブラーは摩擦抵抗が低く柔軟な材料です。丈夫で衝撃に耐性の高い部品が必要な際に最適です。